IEEE広島支部 電子情報通信学会中国支部 共同主催講演会のお知らせ(11/26)

IEEE広島支部では,電子情報通信学会中国支部様との共同主催講演会を対面とオンラインのハイブリッド形式で開催いたします.
(11/16に共同主催に変更となりました。)

日時:2022年11月26日(土) 15:30〜16:30
場所(主会場):RCC文化センター 6F 606室
https://www.rccbc.co.jp/kaigi/
オンライン参加: Zoom

講演題目(日本語):
インダストリー4.0におけるLiDARの可能性を探る

講師:張 超(島根大学 総合理工学部 機械・電気電子工学科 助教)
概要:
インダストリー4.0の台頭とともに、製造業や建設土木業界などが自律化を目指して変貌を遂げようとしている。製造業においては、スマートファクトリーの重要性が高まっている。このような自律生産システムの一環として、機械が工業製品の外観検査を実施する過程があり、そこでLiDAR (Light detection and ranging)の利用が拡大している。また、高品質で繊細な形状や表面等を評価するためには、高精細で信頼性の高い検査機器が必要であり、こうした役割もLiDARが担うことが期待されている。特に高い測定分解能が要求される工業製品の外観検査においては、従来はノギスやマイクロメータ等による接触方式が用いられ、人的労働に依存しているため計測時間が長く、効率も低い。

近年では、形状計測は超音波、高周波、光波などを用いた非接触方式に移行するようになった。この中でLiDARを用いた計測手法は測定精度に優れており、学術的な関心の高まりとともに、超スマート社会の実現に資する技術として産業界で注目を集めている。一方、建設土木業界においては、社会インフラの急速な老朽化が問題視されている。
これに伴い、インフラ維持管理コストの増大や少子高齢化の進展によるインフラ点検人材の不足が原因で、インフラの点検頻度も低くなっている。そこで近年、LiDARを用いた自律型インフラ点検が期待されている。本講演では、講演者がこれまで取り組んできたLiDAR研究の主要成果を要約して報告する。

参加費:無料
事前の参加申込:要
参加申込期限:11月24日(木)

参加申込:
下記のGoogle Formsにて,申込をお願いいたします.
https://forms.gle/1FZ9emMpbH7xTp9q9

上記のフォームが利用できない環境の方は,以下のメールアドレス宛にお名前,ご所属,参加形態(現地参加あるいはオンライン),IEEE会員番号(非会員の場合はその旨をお伝えください)をお知らせください.

オンラインによる参加方法については個別にお知らせいたします.現地会場の座席数の関係で,現地参加は先着順にて受付いたします.満席の場合は,オンライン参加へ変更をお願いすることもございますので,あらかじめご了承ください.

備考:新型コロナウイルスの感染拡大に伴い,やむを得ず開催形式が変更となることがあります。

本件の問合せ先:
庶務幹事 山田 洋明
E-mail: hiro-ymd&yamaguchi-u.ac.jp (送信時に&を@に換えてください)