今年度のHISSは「次世代への種蒔き」をテーマに、
岡山大学(岡山県岡山市)で開催いたします。
今年度は、基調講演、パネルディスカッション、研究室展示、テクニカルプレゼンテーションを行います。
詳細につきましては、決定次第アップいたします。
11月26日(土) |
11:30 | 開場 |
12:30〜13:00 | 開会式 |
13:00〜14:30 | 基調講演 |
14:30〜15:00 | 休憩 |
15:00〜17:30 | テクニカルプレゼンテーションA ・ 研究室展示 |
11月27日(日) |
9:00 | 開場 |
9:30〜12:30 | テクニカルプレゼンテーションB ・ 研究室展示 ・ 高校生体験講座
ただし,テクニカルプレゼンテーションは、9:45〜12:15に開催されます。
12:15〜12:30は片付け・投票のための時間となります |
12:30〜14:00 | 昼休憩 |
14:00〜16:00 | パネルディスカッション |
16:00〜16:15 | 休憩 |
16:15〜16:45 | 閉会式 |
本年度HISSのプログラム集をこちらからダウンロードして頂けます。
各開催内容の詳細をご覧になりたい方はこちらからご覧ください。
なお、各ファイルはPDF形式となっております。
地球温暖化防止に関する京都議定書が本年2月16日についに発効しました.地球規模での気候変動から明らかになった地球温暖化は,さまざまな悪影響を及ぼし始めました.この地球温暖化の原因は温室効果ガス,とくに二酸化炭素ガスの大量排出にあるとされ,その元凶である石油や石炭の化石燃料の燃焼利用を抑制する必要があります.そこで,拡大し続けるエネルギー需要を賄うために登場してきたのが,化石燃料発電に代わる再生可能エネルギー源です.
この環境問題のほかに,わが国特有のエネルギー・セキリュティの問題があります.すなわち,全エネルギー資源の96%を輸入に頼っているわが国では,緊急に自立可能なエネルギー構造への移行が求められます.これをソフトエネルギーシフトと言います.
現在,風力発電,太陽光発電,バイオマス発電などが発展しつつありますが,経済的に優位にあるのは,60円/kWhの太陽光発電よりも10円/kWhの風力発電です.バイオマス発電も有望ですが今後の技術開発に期待しなければなりません.そこで,世界と日本の風力発電の現状と将来について、講師の先生に講演して頂きます.
日時 | 11月26日(土) 13:00〜14:30 |
講演題目 | 地球環境問題と再生可能エネルギー |
講師 | 林 農(はやし つとむ)先生 |
所属 | 鳥取大学工学部応用数理工学科 |
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<写真> 第6回HISS 基調講演の様子 (講演題目:ユビキタスネットワーク社会の実現を目指して) |
工学技術の発達に伴い、社会が便利で快適になる一方、ヒューマンエラーによる事故が多発しています。記憶に新しいものとしては、多大な人身被害を出した福知山線(JR宝塚線)の脱線事故があります。私たちが日常利用する鉄道や飛行機といった乗り物は、国民の生活や経済の発展に欠くことのできない重要な人工物であり、スピードアップや大量輸送などのニーズにこたえ、その機能は進歩、発達を続けてきました。しかし、近年でさえ国内外問わず大きな事故が後を絶ちません。
昨今ではサービス提供者が利益を偏重し、最も重要である安全性、すなわち製造者、運用者の責任についての注意を忘れがちです。技術者は本来ものづくりを行うにあたり、消費者に危害を与える可能性を考慮しながら、研究開発や生産を行わなければなりません。しかしながら、利益など一部の人の個人的利得のみを考えたものづくりを行うことで、消費者に危害を与えてしまうものを作りだす可能性があります。
そこで、技術者の工学倫理とはどうあるべきかをパネリストやフロアの皆さんとともに検討したいと思います。
日時 | 11月27日(日) 13:30〜15:30 |
テーマ | 列車事故にみる安全対策と工学倫理 |
パネリスト | 齊藤 了文 先生 (関西大学) |
大場 充 先生 (広島市立大学) |
鷲尾 誠一 先生 (岡山大学) |
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<写真> 第6回HISS パネルディスカッションの様子 (テーマ:ネットワーク社会で守るべきもの) |
大学や高等専門学校の研究室が、日頃どのようなことを行っているか、
電気・電子などの分野にあまりなじみのない一般の方々にもわかりやすく、
「来て・見て・触って」理解できるような体験的な展示を行います。
※ 研究室展示は、テクニカルプレゼンテーションと同一時刻に平行して行われます。
日時 | 11月26日(土) 15:00〜17:30 |
11月27日(日) 9:30〜12:30 |
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<写真> 第6回HISS 研究室展示の様子 |
テクニカルプレゼンテーションは,一般参加者と発表者との質問主導型の意見交換を想定した研究発表です.発表者はポスターを用いて発表します。
電気・電子・情報系の大学生・高専生を中心として,170件程度の参加申し込みをいただいております。
なお,TPの詳細についてはこちらをご覧ください。
日時 | 11月26日(土) 15:00〜17:30 |
11月27日(日) 9:45〜12:15 |
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<写真> 第6回HISS テクニカルプレゼンテーションの様子 |
近年、学生の理科離れが深刻となっており、高等学校および中高一貫教育校における理科・数学に重点をおいた
カリキュラムの開発、大学や研究機関の効果的な連携方策についての研究を推進されています。
このような背景から、高校生を対象として、大学で研究されている内容を取り上げ、
体験的な実験を行い高校生に少しでも工学に興味を持ってもらうことを目的とし、
これからの日本の社会を担っていく高校生の方々の未来への種まきになればと考えています。
今年度は「燃料電池」をテーマに開講いたします。
日時 | 11月27日(日) 9:30〜12:30 |
テーマ | 燃料電池 |
本シンポジウムに関する問い合わせは、以下の連絡先までお願いいたします。
〒700-8530
岡山市津島中3丁目1番1号
岡山大学工学部電気電子工学科 電磁デバイス学研究室内
第7回IEEE広島支部学生シンポジウム実行委員会(担当:中右)
TEL 086-251-8181
FAX 086-251-8255
Mail hiss@eplab.elec.okayama-u.ac.jp