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Japan Council 特別講演

日本のIEEE支部活動の歴史とJCから見た広島支部

津田 俊隆 様(早稲田大学・教授、IEEE Japan Council Chair)

講演概要

広島支部の皆様は20年間積極的に支部活動を展開して頂いています。この機会に60年を超える日本のIEEE支部支部活動の歴史と現状を紹介し、その中で広島支部はどのように見えるかについて、いくつかのデータを示しながら私的な感想を述べさせていただきます。特にJCでも議論している会員に対する価値向上について、一つの方法と考える能動的な参加の機会を増やせる活動の側面について、整理したいと思います。

講演者略歴

1970年3月 東京大学電子工学科卒業。
1975年3月 東京大学電気工学科博士課程卒業。
1975年4月 株式会社富士通研究所入社。同社取締役、常務取締役を経て2010年フェロー就任。この間、欧州富士通研究所代表、北米富士通研究所会長を兼務。
1978年―1979年 カリフォルニア大学バークレイ校客員研究員。
2012年4月 早稲田大学国際情報通信研究科教授就任。
2015年4月 同大学国際情報通信研究センター客員教授
2018年4月 同大学国際情報通信研究センター顧問

(学会等)
2010年度電子情報通信学会会長、
2013-14年度IEEE東京セクションChair
2017- IEEE Japan Council chair
2012- 日本学術会議連携会員
 IEEEフェロー、電子情報通信学会名誉員フェロー


広島支部20年の歩み

雛元 孝夫 先生(広島大学・名誉教授、元暫定支部長)

1971年3月神戸大学大学院工学研究科修士課程修了、1977年6月大阪大学工学博士取得、1979年9月-1981年3月カナダ・クィーンズ大学電気工学科客員研究員、1988年6月-1991年12月鳥取大学教授、1992年1月-2009年3月広島大学教授、2009年4月広島大学名誉教授、2001年1月IEEE Fellow、2004年9月電子情報通信学会フェロー、2005年8月計測自動制御学会フェロー、2012年1月IEEE Life Fellow、著書: T. Hinamoto and W.-S. Lu, Digital Filter Design and Realization, River Publishers, Denmark/The Netherlands, 2017.

角田 良明 先生(広島市立大学・教授、第5代支部長)

1978年3月 広島大学工学部電子工学科卒業
1983年3月 広島大学大学院工学研究科博士課程システム工学専攻修了
       工学博士(広島大学)
1983年4月 国際電信電話株式会社研究所
1991年4月 大阪大学基礎工学部 助教授
1998年4月 広島市立大学情報科学部 教授
2016年4月 広島市立大学 情報科学研究科長、情報科学部長

平川 正人 先生(島根大学・教授、第6代支部長)

1979年、広島工業大学工学部電子工学科卒業。
1984年、広島大学大学院工学研究科システム工学専攻博士課程後期を修了(工学博士)。
広島大学工学部助手、助教授を経て、2002年より島根大学総合理工学部教授。現在は同大学学術研究院理⼯学系教授。視覚的プログラミング言語の先駆的な試みであったHI-VISUALを開発し、現在はコンピュータ利用者の立場に立ったコンピュータシステムの開発に従事。
IEEE広島支部支部長(2009-2010年)。

堀田 昌志 先生(山口大学・准教授、第7代支部長)

1988年愛媛大学工学部電子工学科卒,1990年同大学院修士課程(電子工学専攻)修了。1995年博士(工学)取得(大阪府立大学)。1990年4月愛媛大学工学部電子工学科助手。1999年4月山口大学工学部電気電子工学科講師,2002年7月山口大学大学院助教授を経て,現在,同大学院准教授。この間,1997年4月~1998年2月University of California, Los Angeles客員研究員。2000~2005年山口県産業技術センター客員研究員,山口県技術アドバイザー,2005~2011年電子情報通信学会英文論文誌C分冊編集委員,2011~2012年IEEE広島支部支部長,2015~2017年電子情報通信学会誌編集委員等を歴任。2015年電子情報通信学会論文賞受賞。IEEE, 電子情報通信学会 各シニア会員,OSA, SPIE, AAAS, The Planetary Society 各会員。

石田 賢治 先生(広島市立大学・教授、第8代支部長)

1989年 広島大学大学院工学研究科博士課程後期修了(工学博士)
1989年 広島県立大学経営学部 講師
1990年 文部省在外研究員(米国テキサス大学オースチン校)
1993年 広島県立大学経営学部 助教授
1997年 広島市立大学情報科学部 助教授
2003年 広島市立大学情報科学部 教授
2007年~現在 広島市立大学大学院情報科学研究科 教授

舩曵 信生 先生(岡山大学・教授、第9代支部長)

昭59東大・工・計数工卒.同年住友金属工業(株)勤務.
平3ケースウエスタンリザーブ大大学院修士課程了.
平6阪大・基礎工・情報工講師.
平7同助教授.
平12カリフォルニア大サンタバーバラ校客員研究員.
平13岡山大・工・通信ネットワーク工教授.
平17同大学院自然科学研究科教授.
博士(工学).
無線ネットワーク,最適化アルゴリズム,Webシステム,教育工学等に関する研究に従事.
電子情報通信学会,情報処理学会,IEEE各会員.

中西 功 先生(鳥取大学・教授、第10代支部長)

1984年大阪府立大学工学部電気工学科卒業,1986年同大学院電気工学専攻修了,
1986年三洋電機株式会社中央研究所,1992年鳥取大学教育学部講師,
1997年同助教授,2006年同大工学部助教授,2007年~2008年アメリカ合衆国ミシガン州立大学訪問研究員,2016年同教授.博士(工学).
ディジタル信号処理,特に適応ディジタルフィルタ,音声信号処理や音環境,バイオメトリクスの研究に従事.
2003年IEEE広島支部Membership Development Committee委員,
2005年~2008年同支部理事,2013年~2014年同支部会計幹事.
2012年~2014年電子情報通信学会バイオメトリクス時限研究専門委員会委員長,
2014年~2015年同バイオメトリクス研究専門委員会委員長.
1994年平成5年度電気学会論文発表賞,2015年電子情報通信学会基礎・境界ソサイエティ功労賞.
IEEE,電子情報通信学会各シニア会員,情報処理学会会員.


基調講演

enPiT2-Security 情報セキュリティ分野の実践的人材育成コース Basic SecCap における岡山大学の取組みについて

野上 保之 先生(岡山大学・教授)

講演概要

情報セキュリティを知っている技術者の育成を目指し、とりわけ学部3, 4年生を対象として、講義・PBL演習・インターンシップなどを通じて、情報セキュリティに関する知識・スキルを身につける。本講演では、enPiT2-Securityの連携校である岡山大学における講義や演習の実施内容について具体的に紹介する。

講演者略歴

1972年群馬県生まれ.
1994年に信州大学工学部電気電子工学科にて学士号,
1996年に同大大学院電気電子工学専攻にて修士号,
1999年に同大大学院システム開発工学専攻にて博士号を取得した.
1999年に岡山大学工学部電気電子工学科に助手,
2000年に同大工学部通信ネットワーク工学科に助手,
2010年に同大大学院自然科学研究科准教授,
2017年より教授として現在に至る.


Student Branch 招待講演

電力品質保証機能を付加した電気自動車用スマートチャージャの制御演算負荷低減

西川 慧 氏(山口大学・博士課程学生,第19回HISS最優秀研究賞受賞者)

講演概要

電力会社が各家庭の電気の使用状況を把握可能なスマート電力量計が普及し始めている。スマート電力量計の普及により,配電線内の電力品質を悪化させる家庭には,ペナルティとして割増料金が請求される時代になると予想される。我々の研究グループでは,今後普及が見込まれる電気自動車用双方向バッテリチャージャに単相3線式配電線の電力品質保証機能を付加したスマートチャージャを提案し,その有効性を明らかにしてきた。本講演では,我々の研究グループが提案している電気自動車用スマートチャージャの概要について紹介すると共に,IEEE広島支部主催第19回HISSで発表した電気自動車用スマートチャージャの制御演算負荷低減法について述べる。

講演者略歴

2016年3月 山口大学工学部電気電子工学科 卒業
2017年3月 山口大学 大学院創成科学研究科 博士前期課程電気電子情報系専攻 期間短縮修了
2017年4月 山口大学 大学院創成科学研究科 博士後期課程システム・デザイン工学系専攻 入学
現在に至る。


Women In Engineering 招待講演

女性研究者の活躍促進

相田 美砂子 先生(広島大学・教授)

講演概要

男女共同参画基本計画および科学技術基本計画の中に、女性研究者の採用割合に関する数値目標が書き込まれてから10年以上が経つ。それらの基本計画を受けて、文部科学省が男女共同参画の推進、とくに理工農系の女性研究者を増やすための取組(当初は科学技術振興調整費、現在は科学技術人材育成費補助事業として)を開始した。両基本計画に書き込まれている数値目標は未だに達成されていないが、それでも、多くの大学で意識改革とシステム改革が進んでいる。産学連携による男女共同参画推進と女性研究者支援の取組について紹介する。

講演者略歴

1977年3月 お茶の水女子大学理学部化学科卒業。1979年3月 お茶の水女子大学大学院理学研究科(修士課程)化学専攻修了。1986年7月 理学博士(東京工業大学)。
1979年4月~1998年9月 国立がんセンター研究所 研究員。
1998年10月~2000年3月 広島大学 理学部教授。
2000年4月~(現在) 広島大学 大学院理学研究科 教授。2007年から副理事(男女共同参画担当)、学長補佐(競争的資金担当)、副学長(大学経営企画担当)等を務める。
2016年4月~(現在) 広島大学 理事・副学長(大学改革担当)。
2017年10月~(現在) 日本学術会議会員(第三部)。
2017年7月 IUPAC2017 Distinguished Woman in Chemistry or Chemical Engineering Award受賞。(IUPAC=International Union of Pure and Applied Chemistry)


Industrial Professional 招待講演

半導体メモリの技術とビジネス -今後、世界で何が求められるか-

青砥 なほみ 様(マイクロンメモリジャパン合同会社・プロセスR&Dプログラムマネジメント シニアダイレクター)

講演概要

半導体メモリ産業の変遷を振り返り、今後の動向を探る。注目が高まっているAI、データセンター(クラウド)、自動運転、また大きい変革を続けてきたモバイル機器やソーシャルメディアは、半導体技術の進化と密接にかかわりつつ発展してきた。これらに多用されているDRAMやNANDなどメモリ技術の革新が、新しい応用分野を支えてきたと言える。メモリ市場ではDRAM、NANDともにビット需要は著しい伸張を続けており、これを満たすために一層の技術革新と製造能力増強が求められている。これらの技術動向、ビジネス動向について述べ、今後の世界が何を求めているかについて考える。

講演者略歴

1981年3月 筑波大学基礎工学類卒業、1983年3月 筑波大学工学研究科修士課程終了、1991年3月 筑波大学工学博士(論文)。
1983年4月 日本電気株式会社入社、半導体プロセス研究開発に従事。2000年4月 DRAM専業のエルピーダメモリ株式会社出向、2002年移籍。DRAMプロセス開発を主導。2011年12月 エルピーダメモリ執行役員。2013年6月 Micron Technology Inc.によるエルピーダメモリ買収成立、マイクロンメモリジャパン株式会社に移行。DRAMプロセス開発(広島)部門長。2015年4月~2017年10月 DRAMプロセス開発(米国)部門長。2017年11月~2018年5月 DRAMプロセス開発(広島)部門長。2018年5月より現職(プロセスR&Dプログラムマネジメント シニアダイレクター)。2018年8月 マイクロンメモリジャパン合同会社に社名変更。


SMC Hiroshima Chapter 招待講演

構造適応型深層学習法

市村 匠 先生(県立広島大学・教授)

講演概要

近時,Deep Learningの研究として,大規模なベンチマークデータセットを用いて学習させた「畳み込みニューラルネットワーク(CNN)」を利用した転移学習と呼ばれる手法が使用されている。ところが,他のデータを用いて学習させた転移学習を新たなデータに適用しても,分類精度には限界があることは想像するにたやすい。また,CNNを最初から設計,構築しようとすると,パラメタや最適なネットワーク構造の発見が難しい。このような問題を解決するために,学習データに対して,最適なネットワーク構造やパラメタを学習中に発見する手法として,「構造適応型深層学習法」を開発した。画像とそれ以外のデータ(テキストや数値)の混合データの効率的な学習方法(特許出願済)や学習済深層学習ネットワークから知識抽出して推論する方法など,サポインやSCOPE研究で様々な成果を挙げてきた。胸部X線写真(CXR8)ベンチマークデータやIoT計測データの異常値予測等の事例に挙げ説明する。

講演者略歴

東京生まれ。博士(工学)。1997年広島市立大学情報科学部助手,講師を経て,2010年県立広島大学経営情報学部准教授。2014年教授。2015年から地域連携センター長,2016年高度人工知能プロジェクト研究センター長を務める。
最適なネットワーク構造を自己組織化的に探索しながら学習するDeep Learning学習アルゴリズム「構造適応型深層学習法」を提案し,従来手法より高い分類能力をもつ手法を開発した。
IEEE SMC Hiroshima Chapterのvice Chair, Chairなどを9年務め,IEEE Outstanding SMCS Chapter Awardを受賞できるまで成長させた(年に1つの地域)。論文賞,学会賞多数。


懇親会(要事前申込:申込受付フォーム 締め切りました)

会場:鳥取マリンクラブ(http://www.iwamikanko.org/places/view/17
時刻:17:30開始予定

  • 内容は「かに料理」になります。アレルギー等のある方はご注意ください。
  • 参加費は8,000円程度を予定しております。
  • IEEE会員の方には支部から参加費に補助があります。
  • ご参加には事前申込が必要です。11月9日(金)までにこちらから申込を行ってください。 事前申込受付は終了しました。
  • 懇親会会場はシンポジウム会場(鳥取大学)から車で40分近く離れた場所にあります。車で移動しますので、シンポジウムが終了したのちに会場にお集まりください。懇親会終了後は鳥取駅までお送りします。
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