IEEE Robotics and Automation Society Japan Joint Chapter Young Award (ICRA/IROS, CASE 2025)



2025年(IROS, CASE)の審査を終えて

IEEE Robotics and Automation Society Japan Joint Chapter
2024-2025 Chair 原田 研介 (大阪大学)

IEEE Robotics and Automation Society (RAS) Japan Joint Chapter Young Award は2003年に始まり,16年目となる2018年からは,CASEに投稿された論文も受賞対象となった. 本年も,IEEE Japan CouncilよりChapter支援費の補助を受け,贈賞を行った.

審査対象は当該国際会議で発表を行う日本の大学に属する学生全員として,審査依頼のあった論文を審査委員会で審査し,慎重に審議した結果,下記の方々が受賞することとなった.

審査の手順は以下の通りである.
1. 審査依頼があった論文について,下記の応募資料を審査員全員がチェックし,新規性,有用性,プレゼンテーション,総合点について評価をおこなった.
(1) 英文アブストラクト,
(2) 査読者の評価コメント,
(3) カメラレディ原稿,
(4) 日本語アブストラクト
(5) 動画ファイル(採択されている場合)

2.審査員の全員の評価点を集計し,その結果を根拠としてE-mailによる審査委員会を行い,最終決定した.


2025年(IROS, CASE)の受賞者

2025年(IROS, CASE)の本Awardの受賞者は次の通りである.(敬称略)

受賞者    所属     受賞論文
Radwa Ali The University of Osaka Task and Grasp Constrained 3D Robotic Work-Cell Layout Planning
Nhan Huu Nguyen Japan Advanced Institute of Science and Technology Vi2TaP: A Cross-Polarization Based Mechanism for Perception Transition in Tactile-Proximity Sensing With Applications to Soft Grippers
Malek Aburub The University of Osaka Functional Eigen-Grasping Using Approach Heatmaps
Jayant Unde Nagoya University Novel Articulated Lead Screw Linear Actuator Enabled by Transforming Linkage Mechanism
Keita Yoneda The University of Tokyo KLEIYN : A Quadruped Robot with an Active Waist for Both Locomotion and Wall Climbing



2025 IEEE Robotics and Automation Society Japan Joint Chapter Young Award (IROS 2025, CASE 2025) の案内

IEEE Robotics and Automation Society Japan Chapter
2024-2025 Chair 原田 研介 (大阪大学)

IEEE Robotics and Automation Society (RAS) Japan Joint Chapter では,IEEE Japan CouncilよりChapter支援費の補助を受け,Young Awardを贈賞しております. 表彰の目的は,日本国内の大学院や大学等に在学する優秀な若手研究者を育成し,ロボットとオートメーションに関する国際会議(IROS, CASE)を活性化することです.

そこで,Young Award候補者を募集いたします. 応募要件を満たしている方はふるってご応募くださるようお願いいたします. また,応募要件を満たしている学生をご指導の方は,その学生にご案内くださるようお願い申し上げます.

応募者の資格,賞の内容,応募方法などは,以下のとおりです.

(応募者の資格)
応募の対象者は,次の要件を満たす者とします.疑問点については,問合せ先へご連絡ください.

  1. 年齢35歳以下でIEEEの学生会員または会員であるであること,もしくは受賞時点までに会員申請を済ませていること.
  2. 過去のICRA, IROS, CASEで本賞を受賞していないこと.
  3. 論文投稿時点において日本国内の大学院や大学等に在学する学生であること(社会人学生*は対象としない).ただし,応募時点において海外留学中であっても良い.
    *社会人学生とは,大学等の教育機関を卒業,修了,或いは退学した後,2年を超える就業期間を過ぎて再び,企業,団体等に在籍したまま大学等の教育機関において学ぶ学生とします.
  4. 選考の対象となる国際会議で,本人が発表を行うこと(PRESENTATION OF RA-Lを含む).
  5. 選考の対象となる発表論文で,筆頭著者であること.

(賞の内容)
表彰状に加え,副賞として国際会議参加費を一部支援します.

(受賞者の数)
受賞者は5名以内とします.ただし,応募状況によっては,規定によりこれを変更する場合がございます.

(応募方法)
応募者は,以下のフォームより応募を行ってください.
応募フォーム (応募フォームの利用にはGoogleアカウントが必要です)

応募フォームで入力が必要な内容は以下のとおりです.

  1. 基本情報:
    氏名,所属,学年(M2など),生年月日,メールアドレス,連絡先住所
  2. IEEE会員(学生会員)番号
    IEEE会員申請中の方は「申請中」としてください.
  3. 対象のAward
  4. 英文アブストラクト
  5. 和文もしくは英文アブストラクトPDF
    A4用紙1段組1枚で,アブストラクトPDFを作成してください(最大10MB).図表を含めて構いません.
    ファイル名はYasushiMae_abst.pdfのように"Name_abst.pdf"としてください.
  6. 査読者の評価コメント
    査読者からのコメントを1つのPDFファイルにまとめ,添付してください(最大10MB).IEEEよりメールで送られてきたacceptance letterの文章すべて(評点詳細や発表種別の記載がある場合はそれらも)含めてください.
    RA-Lに投稿された論文の場合は,1回目の査読コメントも合わせてご提出ください.
    ファイル名はYasushiMae_review.pdfのように"Name_review.pdf"としてください.
  7. カメラレディ原稿PDF
    IEEEに提出したものと同一の論文を添付してください.ただしファイルサイズが10MBを超える場合は,圧縮してください.
    ファイル名はYasushiMae_paper.pdfのように"Name_paper.pdf"としてください.
  8. 動画ファイルへのリンク
    動画が採択されている場合,適当なクラウドサーバ(Google Drive, Dropbox, YouTubeなど)にアップロードし,「リンクを知っているもののみ閲覧可能」な形で共有設定し,リンクURLを本欄に記載してください.

(問合せ先) tk.ikeda [at] ieee.org (RA-24 Secretary 池田貴公)

(応募締め切り) 2025年8月18日(月)

(発表方法) 2025年10月上旬頃に,電子メールにて連絡します.

(贈賞) 表彰状および副賞の贈呈については受賞内定者に対して後日ご案内致します.


2025年(ICRA)の審査を終えて

IEEE Robotics and Automation Society Japan Joint Chapter
2024-2025 Chair 原田 研介 (大阪大学)

IEEE Robotics and Automation Society (RAS) Japan Joint Chapter Young Award は2003年に始まり,16年目となる2018年からは,CASEに投稿された論文も受賞対象となった. 本年も,IEEE Japan CouncilよりChapter支援費の補助を受け,贈賞を行った.

審査対象は当該国際会議で発表を行う日本の大学に属する学生全員として,審査依頼のあった論文を審査委員会で審査し,慎重に審議した結果,下記の方々が受賞することとなった.

審査の手順は以下の通りである.
1. 審査依頼があった論文について,下記の応募資料を審査員全員がチェックし,新規性,有用性,プレゼンテーション,総合点について評価をおこなった.
(1) 英文アブストラクト,
(2) 査読者の評価コメント,
(3) カメラレディ原稿,
(4) 日本語アブストラクト
(5) 動画ファイル(採択されている場合)

2.審査員の全員の評価点を集計し,その結果を根拠としてE-mailによる審査委員会を行い,最終決定した.


2025年(ICRA)の受賞者

2025年(ICRA)の本Awardの受賞者は次の通りである.(敬称略)

受賞者    所属     受賞論文
辻 知香葉 東京大学 Adaptive contact-rich manipulation through few-shot imitation learning with Force-Torque feedback and pre-trained object representations
高橋 慧 奈良線短科学技術大学院大学 AFeasibility-aware Imitation Learning from Observations through a Hand-mounted Demonstration Interface
中尾 拓道 筑波大学 Range-based 6-DoF Monte Carlo SLAM with Gradient-guided Particle Filter on GPU
ISUME Vitor Hideyo 大阪大学大学院 Component Selection for Craft Assembly Tasks
釼持 優人 東北大学大学院 Balloon Pin-Array Gripper: Two-Step Shape Adaptation Mechanism for Stable Grasping Against Object Misalignment


受賞者の皆さん, JJCの現役役員の方々


受賞者: 辻さん(左),高橋さん(右)

受賞者: 中尾さん(左),ISUMEさん(右)

受賞者: 釼持さん


2025 IEEE Robotics and Automation Society Japan Joint Chapter Young Award (ICRA 2025) の案内

IEEE Robotics and Automation Society Japan Chapter
2024-2025 Chair 原田 研介 (大阪大学)

IEEE Robotics and Automation Society (RAS) Japan Joint Chapter では,IEEE Japan CouncilよりChapter支援費の補助を受け,Young Awardを贈賞しております. 表彰の目的は,日本国内の大学院や大学等に在学する優秀な若手研究者を育成し,ロボットとオートメーションに関する国際会議(ICRA)を活性化することです.

そこで,Young Award候補者を募集いたします. 応募要件を満たしている方はふるってご応募くださるようお願いいたします. また,応募要件を満たしている学生をご指導の方は,その学生にご案内くださるようお願い申し上げます.

応募者の資格,賞の内容,応募方法などは,以下のとおりです.

(応募者の資格)
応募の対象者は,次の要件を満たす者とします.疑問点については,問合せ先へご連絡ください.

  1. 年齢35歳以下でIEEEの学生会員または会員であるであること,もしくは受賞時点までに会員申請を済ませていること.
  2. 過去のICRA,IROS,CASEで本賞を受賞していないこと.
  3. 論文投稿時点において日本国内の大学院や大学等に在学する学生であること(社会人学生*は対象としない).ただし,応募時点において海外留学中であっても良い.
    *社会人学生とは,大学等の教育機関を卒業,修了,或いは退学した後,2年を超える就業期間を過ぎて再び,企業,団体等に在籍したまま大学等の教育機関において学ぶ学生とします.
  4. 選考の対象となる国際会議で,本人が発表を行うこと(PRESENTATION OF RA-Lを含む).
  5. 選考の対象となる発表論文で,筆頭著者であること.

(賞の内容)
表彰状に加え,副賞として国際会議参加費を一部支援します.

(受賞者の数)
受賞者は5名以内とします.ただし,応募状況によっては,規定によりこれを変更する場合がございます.

(応募方法)
応募者は,以下のフォームより応募を行ってください.
応募フォーム (応募フォームの利用にはGoogleアカウントが必要です)

応募フォームで入力が必要な内容は以下のとおりです.

  1. 基本情報:
    氏名,所属,学年(M2など),生年月日,メールアドレス,連絡先住所
  2. IEEE会員(学生会員)番号
    IEEE会員申請中の方は「申請中」としてください.
  3. 対象のAward
  4. 英文アブストラクト
  5. 和文もしくは英文アブストラクトPDF
    A4用紙1段組1枚で,アブストラクトPDFを作成してください(最大10MB).図表を含めて構いません.
    ファイル名はYasushiMae_abst.pdfのように"Name_abst.pdf"としてください.
  6. 査読者の評価コメント
    査読者からのコメントを1つのPDFファイルにまとめ,添付してください(最大10MB).IEEEよりメールで送られてきたacceptance letterの文章すべて(評点詳細や発表種別の記載がある場合はそれらも)含めてください.
    RA-Lに投稿された論文の場合は,1回目の査読コメントも合わせてご提出ください.
    ファイル名はYasushiMae_review.pdfのように"Name_review.pdf"としてください.
  7. カメラレディ原稿PDF
    IEEEに提出したものと同一の論文を添付してください.ただしファイルサイズが10MBを超える場合は,圧縮してください.
    ファイル名はYasushiMae_paper.pdfのように"Name_paper.pdf"としてください.
  8. 動画ファイルへのリンク
    動画が採択されている場合,適当なクラウドサーバ(Google Drive, Dropbox, YouTubeなど)にアップロードし,「リンクを知っているもののみ閲覧可能」な形で共有設定し,リンクURLを本欄に記載してください.

(問合せ先) tk.ikeda [at] ieee.org (RA-24 Secretary 池田貴公)

(応募締め切り) 2025年4月11日(金)

(発表方法) 2025年5月初旬頃に,電子メールにて連絡します.

(贈賞) 表彰状および副賞の贈呈については受賞内定者に対して後日ご案内致します.


過去の受賞者および審査報告

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