IEEE Robotics and Automation Society Japan Joint Chapter Young Award (2021)


2021年 (IROS, CASE) の審査を終えて

IEEE Robotics and Automation Society Japan Joint Chapter
2020-2021 Chair 前田 雄介(横浜国立大学)

IEEE Robotics and Automation Society (RAS) Japan Joint Chapter Young Award は2003年に始まり,16年目となる2018年からは,CASEに投稿された論文も受賞対象となった. 本年も,IEEE Japan CouncilよりChapter支援費の補助を受け,贈賞を行った.

審査対象はIROS2021またはCASE2021で発表を行う日本の大学・大学院等に属する学生全員として,審査依頼のあった論文を審査委員会で審査し,慎重に審議した結果,下記5名の方々が受賞することとなった.

審査の手順は以下の通りである.
1. 審査依頼があった論文について,下記の応募資料を審査員全員がチェックし,新規性,有用性,プレゼンテーション,総合点について評価をおこなった.
(1) 英文アブストラクト
(2) 査読者の評価コメント
(3) カメラレディ原稿
(4) 日本語アブストラクト
(5) 動画ファイル(採択されている場合)

2.審査員の全員の評価点を集計し,その結果を根拠としてE-mailによる審査委員会を行い,最終決定した.


2021年 (IROS, CASE) の受賞者

2021年 (IROS, CASE) の本Awardの受賞者は次の通りである.(敬称略)

受賞者    所属     受賞論文
荒木 諒介 中部大学 Iterative Coarse-to-Fine 6D-Pose Estimation Using Back-propagation
高橋 知也 東北大学 Two-Sheet Type Rotary-Driven Thin Bending Mechanism Realizing High Stiffness
元田 智大 大阪大学 Bimanual Shelf Picking Planner Based on Collapse Prediction
山内 悠 東北大学 Passive Orientation Control of Nozzle Unit With Multiple Water Jets to Expand the Net Force Direction Range for Aerial Hose-type Robots
Xinyi Zhang 大阪大学 A Topological Solution of Entanglement for Complex-shaped Parts in Robotic Bin-Picking

本年も昨年に引き続き,IROSはオンライン開催(ハイブリッド形式)となった. 例年会場で行われていた表彰式での贈賞に代わり, 2021年10月13日に表彰状の郵送および参加支援費1万円の振り込みが行われた.


IEEE Robotics and Automation Society Japan Joint Chapter Young Award (IROS, CASE2021) 公募の案内

IEEE Robotics and Automation Society Japan Joint Chapter
2020-2021 Chair 前田 雄介(横浜国立大学)

IEEE Robotics and Automation Society (RAS) Japan Joint Chapterでは IEEE Japan CouncilよりChapter支援費の補助を受け,Young Award を贈賞 しております.表彰の目的は,日本国内の大学院に在学する優秀な若手研 究者を育成し,ロボットと自動化に関する国際会議(IROS, CASE)を活性 化することです.

そこで,Young Award候補者を募集いたします. 応募要件を満たしている方はふるってご応募くださるようお願いいたします. また,応募要件を満たしている学生をご指導の方は,その学生にご案内くださるようお願い申し上げます.

2018年より,CASE (International Conference on Automation Science and Engineering) が本Young Award に追加されました. これは近年の IEEE Robotics and Automation Society における CASEの重要度の増加により, 本会議における日本の研究者のプレゼンスを高めることは重要と考えられるからです.

ただし,IROS と CASE は開催時期が近いため,別の選考とはせず, 一つの賞に対し,両会議の発表者を対象とすることとしております.

応募者の資格,賞の内容,応募方法などは,以下のとおりです.

(応募者の資格)
応募の対象者は,次の要件を満たす者とします.疑問点については,問合せ先へご連絡ください.

  1. 年齢35歳以下でIEEEの学生会員または会員であるであること,もしくは受賞時点までに会員申請を済ませていること.
  2. 過去のICRA,IROS,CASEで本賞を受賞していないこと.
  3. 論文投稿時点において日本国内の大学院や大学等に在学する学生で あること(社会人学生*は対象としない).ただし,応募時点において海外留学中であっても良い.
    *社会人学生とは,大学等の教育機関を卒業,修了,或いは退学した後,2年を超える就業期間を過ぎて再び,企業,団体等に在籍したまま大学等の教育機関において学ぶ学生とします.
  4. 選考の対象となるCASE2021またはIROS2021で,本人が発表を行うこと.
  5. 選考の対象となる発表論文で,筆頭著者(co-first author も含む)であること.

*他の賞との重複申請は可能ですが,申請する他の賞に特別な規定がある場合にはそちらにしたがってください.

(賞の内容)
表彰状に加え,副賞としてIROSもしくはCASEの参加費を一部支援します.

(受賞者の数)
受賞者は5名以内とします.ただし,応募状況によっては,規定によりこれを変更する場合がございます.

(応募方法)
応募者は,以下の6つの資料を参考資料として電子メールで提出してください.

  1. 英文アブストラクト
    テキスト形式でメール添付としてください.
    ファイル名はYusukeMaeda_Eabst.txtなどと"Name_Eabst.txt"としてください.
  2. 査読者の評価コメント
    (IEEEよりメールで送られてきたacceptance letterの文章すべて【評点詳細や発表種別の記載がある場合はそれらを含めて】)
    テキスト形式でメール添付としてください.
    ファイル名はYusukeMaeda_review.txtなどと"Name_review.txt"としてください.
  3. RAS-Lettersへの採録通知(同時に採録された場合)
    論文を同時にRAS-Lettersに投稿し,採録された場合は,IEEEよりメールで送られてきた採否の結果を示す文章をすべてテキスト形式でメールに添付して下さい.
  4. カメラレディ原稿(IEEEに提出したものと同一のもの)
    PDF形式でメール添付としてください.
    ファイル名はYusukeMaeda_paper.pdfなどと"Name_paper.pdf"としてください.
  5. 日本語もしくは英語アブストラクト(A4用紙1段組1枚,図を含めてよい.)
    PDF形式でメール添付としてください.
    ファイル名はYusukeMaeda_abst.pdfなどと"Name_Jabst.pdf"としてください.
  6. 動画ファイル(もし採択されていれば)
    Proceedingsに掲載されるものと同じファイルをメール 添付して下さい.
    ファイル名はYusukeMaeda_video.mp4などと"Name_video.*"としてください.

下記の注意事項に従って,電子メールでご提出ください.
提出先tadayoshi.aoyama@mae.nagoya-u.ac.jp (IEEE RAS JJC Secretary 青山 忠義(名古屋大学))
タイトル: IEEE RAS JJC Young Award応募(IROS, CASE2021)
本文:氏名,所属,学年(修士2年など),生年月日,連絡先メールアドレス,連絡先住所,
IEEE会員(学生会員)番号の情報を含めてください.
IEEE会員申請中の方は「申請中」としてください.
連絡先は必ず連絡が取れるものを書いてください.
連絡が取れなかった場合,受賞は無効となりますので,ご注意ください.

動画ファイルなどの容量が大きく,メールが届かない場合があります.3日以内に受領確認のメールが届かない場合は,問い合わせてください. 容量が大きい場合にはクラウドサービスなどを使用していただいて構いません.

(問合せ先) tadayoshi.aoyama@mae.nagoya-u.ac.jp

(応募締め切り) 2021年8月13日(金)必着 延長しました!

(発表方法) 2021年9月中旬頃に,電子メールにて連絡します.

(贈賞) 表彰状および副賞の贈呈については受賞内定者に対して後日ご案内致します.



2021年 (ICRA) の審査を終えて

IEEE Robotics and Automation Society Japan Joint Chapter
2020-2021 Chair 前田 雄介(横浜国立大学)

IEEE Robotics and Automation Society (RAS) Japan Joint Chapter Young Award は2003年に始まり,16年目となる2018年からは,CASEに投稿された論文も受賞対象となった. 本年も,IEEE Japan CouncilよりChapter支援費の補助を受け,贈賞を行った.

審査対象はICRA2021で発表を行う日本の大学・大学院等に属する学生全員として,審査依頼のあった論文を審査委員会で審査し,慎重に審議した結果,下記5名の方々が受賞することとなった.

審査の手順は以下の通りである.
1. 審査依頼があった論文について,下記の応募資料を審査員全員がチェックし,新規性,有用性,プレゼンテーション,総合点について評価をおこなった.
(1) 英文アブストラクト,
(2) 査読者の評価コメント,
(3) カメラレディ原稿,
(4) 日本語アブストラクト
(5) 動画ファイル(採択されている場合)

2.審査員の全員の評価点を集計し,その結果を根拠としてE-mailによる審査委員会を行い,最終決定した.


2021年 (ICRA) の受賞者

2021年 (ICRA) の本Awardの受賞者は次の通りである.(敬称略)

受賞者 所属 受賞論文
清川 拓哉 奈良先端科学技術大学院大学 Soft-Jig-Driven Assembly Operations
金 希哲 東京大学 Gaze-based dual resolution deep imitation learning for high-precision dexterous robot manipulation
都留 将人 大阪大学 Online Object Searching by a Humanoid Robot in an Unknown Environment
Cheng-Yu Kuo 奈良先端科学技術大学院大学 Uncertainty-aware Contact-safe Model-based Reinforcement Learning
Yusheng Wang 東京大学 Elevation Angle Estimation in 2D Acoustic Images Using Pseudo Front View

本年も昨年に引き続き,ICRAはオンライン開催(ハイブリッド形式)となった. 例年会場で行われていた表彰式での贈賞に代わり, 2021年6月7日に表彰状の郵送および参加支援費1万円の振り込みが行われた.


2021 IEEE Robotics and Automation Society Japan Joint Chapter Young Award (ICRA2021) 公募の案内

IEEE Robotics and Automation Society Japan Chapter
2020-2021 Chair 前田 雄介(横浜国立大学)

IEEE Robotics and Automation Society (RAS) Japan Joint Chapter では,IEEE Japan CouncilよりChapter支援費の補助を受け,Young Awardを贈賞しております. 表彰の目的は,日本国内の大学院や大学等に在学する優秀な若手研究者を育成し,ロボットとオートメーションに関する国際会議(ICRA)を活性化することです.

そこで,Young Award候補者を募集いたします. 応募要件を満たしている方はふるってご応募くださるようお願いいたします. また,応募要件を満たしている学生をご指導の方は,その学生にご案内くださるようお願い申し上げます.

応募者の資格,賞の内容,応募方法などは,以下のとおりです.

(応募者の資格)
応募の対象者は,次の要件を満たす者とします.疑問点については,問合せ先へご連絡ください.

  1. 年齢35歳以下でIEEEの学生会員または会員であるであること,もしくは受賞時点までに会員申請を済ませていること.
  2. 過去のICRA,IROS,CASEで本賞を受賞していないこと.
  3. 論文投稿時点において日本国内の大学院や大学等に在学する学生であること(社会人学生*は対象としない).ただし,応募時点において海外留学中であっても良い.
    *社会人学生とは,大学等の教育機関を卒業,修了,或いは退学した後,2年を超える就業期間を過ぎて再び,企業,団体等に在籍したまま大学等の教育機関において学ぶ学生とします.
  4. 選考の対象となるICRA2021で,本人が発表を行うこと.
  5. 選考の対象となる発表論文で,筆頭著者であること.

(応募方法)
応募者は,以下の資料を参考資料として電子メールで提出してください.

  1. 英文アブストラクト
    テキスト形式でメール添付としてください.
    ファイル名はYusukeMaeda_Eabst.txtなどと"Name_Eabst.txt"としてください.
  2. 査読者の評価コメント
    (IEEEよりメールで送られてきたacceptance letterの文章すべて【評点詳細や発表種別の記載がある場合はそれらを含めて】)
    テキスト形式でメール添付としてください.
    ファイル名はYusukeMaeda_review.txtなどと"Name_review.txt"としてください.
  3. RAS-Lettersへの採録通知(同時に採録された場合)
    論文を同時にRAS-Lettersに投稿し,採録された場合は,IEEEよりメールで送られてきた採否の結果を示す文章をすべてテキスト形式でメールに添付して下さい.
  4. カメラレディ原稿(IEEEに提出したものと同一のもの)
    PDF形式でメール添付としてください.
    ファイル名はYusukeMaeda_paper.pdfなどと"Name_paper.pdf"としてください.
  5. 日本語もしくは英語アブストラクト(A4用紙1段組1枚,図を含めてよい.)
    PDF形式でメール添付としてください.
    ファイル名はYusukeMaeda_abst.pdfなどと"Name_Jabst.pdf"としてください.
  6. 動画ファイル(もし採択されていれば)
    Proceedingsに掲載されるものと同じファイルをメール 添付して下さい.
    ファイル名はYusukeMaeda_video.mp4などと"Name_video.*"としてください.

(賞の内容)
表彰状に加え,副賞としてICRA参加費を一部支援します.

(受賞者の数)
受賞者は5名以内とします.ただし,応募状況によっては,規定によりこれを変更する場合がございます.

下記の注意事項に従って,電子メールでご提出ください.
提出先tadayoshi.aoyama@mae.nagoya-u.ac.jp (IEEE JC RA-24 Secretary 青山忠義(名古屋大学))
タイトル: IEEE RAS JJC Young Award応募(ICRA2021)
本文:氏名,所属,学年(修士2年など),生年月日,連絡先メールアドレス,連絡先住所,
IEEE会員(学生会員)番号の情報を含めてください.
IEEE会員申請中の方は「申請中」としてください.
連絡先は必ず連絡が取れるものを書いてください.
連絡が取れなかった場合,受賞は無効となりますので,ご注意ください.

動画ファイルなどの容量が大きく,メールが届かない場合があります.3日以内に受領確認のメールが届かない場合は,問い合わせてください. 容量が大きい場合にはクラウドサービスなどを使用していただいて構いません.

(問合せ先) tadayoshi.aoyama@mae.nagoya-u.ac.jp

(応募締め切り) 2021年4月1日(木)必着

(発表方法) 2021年5月上旬頃に,電子メールにて連絡します.

(贈賞) 表彰状および副賞の贈呈については受賞内定者に対して後日ご案内致します.

(これまでの受賞者) 本ページ下方のリンク先に掲載しております.


過去の受賞者および審査報告

2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2003-2004


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