IEEE Kansai Section第34回技術講演会

IEEE Kansai Section第34回技術講演会
The 34th IEEE Kansai Section Lecture Meeting

IEEE関西支部では、会員サービスの一環として技術講演会の企画・実施を行なっております。
その第34回として、日本音響学会関西支部、NTTコミュニケーション科学基礎研究所との共催により、東京工業大学大学院情報理工学研究科教授の古井貞熙様をお招きし、以下の要領で講演会を開催致します。

会員以外の参加も可能ですので、お近くの方々にご周知頂ければ幸いです。

IEEE Kansai Section will have the 34th IEEE Kansai Section Lecture Meeting as follows. Anyone can attend it even if you are not a member.

技術講演会概要

講演会テーマ(Title)

「音声認識理解技術の過去・現在・未来」

講演者(Lecturers)

東京工業大学大学院情報理工学研究科              古井貞熙 教授

日時(Time & Date)

Thursday, Aug. 31, 2006 13:15~14:45
2006年8月31日(木)13:15~14:45

場所(Place)

NTT Communication Science Laboratories
     NTT Keihanna building 
NTT コミュニケーション科学基礎研究所
     NTT京阪奈ビル3階 大会議室
         〒619-0237 京都府相楽郡精華町光台2-4
         会場へのアクセスは以下のURLをご覧ください。
         http://www.kecl.ntt.co.jp/rps/ja/keihanna.html 

言語(Language)

日本語(Japanese)

講演内容(Abstract)

 音声認識理解を人工的に実現しようという研究が米国で始まってから、半世紀が過ぎた。真空管と論理回路でこつこつ装置を作っていた時代から、コンピュータの能力をフルに活用した統計的方法に依存する現在まで、音声認識理解の研究は大きな変貌を遂げ、認識理解の精度は大きく向上した。音声認識理解技術を用いた製品やシステムも、実際に使われるようになってきた。その技術的進歩に、日本の研究者が果たした役割も、極めて大きい。しかし、その進歩の半ばである四半世紀前に、「まだできていない」と書かれていた技術の60%が、未だに実現していない。それらのいくつかが解決しないと、音声認識理解技術の応用分野の大きな拡大は期待できない。
 この講演では、半世紀の技術的進歩を概観するとともに、現在の音声認識理解の技術が抱えている問題を整理し、今後どのような方向に進むべきかの私見を述べる。

講演者略歴(Biography)

1970年3月 東京大学大学院工学系研究科修士課程計数工学専攻課程修了,同年4月 日本電信電話公社電気通信研究所入所,1978年12月米国ベル研究所客員研究員,1986年3月 日本電信電話公社基礎研究所第四研究室長,1989年7月日本電信電話株式会社ヒューマンインターフェース研究所音声情報研究部長,1991年7月日本電信電話株式会社ヒューマンインターフェース古井特別研究室長, 1994年6月 東京工業大学大学院情報理工学研究科客員教授,1997年4月同教授に就任.現在に至る.
2006年 文部科学大臣表彰(科学技術賞・研究部門), IEEE SP Society Award, 1993年 IEEE Signal Processing Society Distinguished Lecturer, IEEE Fellow,1989年 IEEE ASSP Society Senior Award(論文賞), 科学技術庁長官賞(研究功績者表彰)...他多数受賞.

参加費 (Fee)

無料 Free

参加申込み先 (Contact for registration)

   小坂 有香子
   Yukako Kosaka (NTT Communication Science Laboratories)
   NTT コミュニケーション科学基礎研究所
   メディア情報研究部 信号処理研究グループ
   Tel: (0774) 93-5518   Fax: (0774) 93-5158
     E-mail: yukako-kアットcslab.kecl.ntt.co.jp
  会場準備の都合上、参加ご希望の方は、所属、お名前(ふりがな)およびIEEE会員番号を  上記参加申し込み先までEmail(Faxでも結構です)にて8月24日(木)までにお知らせください。
Please register in advance. E-mail or fax IEEE member ID, your name and affiliation by August. 24, 2006(Thursday).

本件連絡先 (For further information)

   IEEE Kansai Section Technical Program Committee Secretary
   三好 正人(NTT コミュニケーション科学基礎研究所)
   miyoアットcslab.kecl.ntt.co.jp

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