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会期:2016/11/19-20 会場:山口大学
IEEE

 基調講演

演題:「イノベーションを加速するダイバーシティ」
講師:山口大学 大学院技術経営研究科 特命教授 林 裕子 様

近年のAIやIoTを活用するICTの発展、グローバル化の加速により、 社会構造やビジネスの枠組みに大きなパラダイム変化が起きてきた。 加えて、日本は、少子高齢化、エネルギー問題等の多くの課題に直面している。 第5期科学技術基本計画で、政府は先見性と戦略性を持って未来をデザインし、柔軟かつ多様に課題に対応し、 新しい価値を創造し、豊かな暮らしを実現する超スマート社会 Society5.0を標榜している。 社会の様々な潜在ニーズやアンメットニーズに柔軟に対応するためには、 プロセス、プロダクト、サービス段階で多様な視点によるイノベーションが必要である。 技術創出の形態変化により、多様性による価値創造が益々重要となり、性別、人種、年齢、異分野等の多様な人材を登用し、 各産業間をネットワークする仕組みの構築が、日本の経済成長戦略においても期待されている。  

 パネルディスカッション

テーマ:「電気自動車の展望と課題 ~電気自動車は主役になれるのか~」

電気自動車の展望と課題について、有識者の方々にパネルディスカッションを行ってもらいます。

【有識者の方々】
・広島市立大学 大学院情報科学研究科  齊藤 充行 様(司会)
・山口大学 大学院創成科学研究科    田中 俊彦 様
・山口県環境生活部 環境政策課     元永 直耕 様
・株式会社 TAMARU           横岡 摂樹 様

 企業展示

展示をしていただく企業を、順次公開します。 (企業の方からいただいた展示の概要をそのまま掲載しています。)

・山陽電子工業株式会社
「医療機器メーカーのご紹介」
岡山県の医療機器メーカーの機器を展示させていただきます。 ひとつは、血液浄化用装置と呼ばれており、主に病院の集中治療室(ICU)等に設置されており、 もうひとつは、在宅酸素装置と呼ばれており、呼吸機能が衰えた方がご自宅で酸素療法を受ける際に 利用されております。これらの機器は、電気部品、制御部品、センサー、安全装置、血液ポンプ等、 様々な部品で構成されており、高度な制御を持つことを特長としており、 国内で限られたメーカーが製造しております。
【血液浄化用装置】
血液浄化療法では、腎臓の代わりに血液をきれいにする透析療法が良く知られていますが、 この機器はさらに、敗血症、多臓器不全、劇症肝炎など、多くの病因物質の除去治療に利用することができる 高度管理医療機器です。
【在宅酸素装置】
空気中から酸素を取り出して高濃度の酸素を供給し、慢性閉塞性肺疾患の方が ご自宅で治療を受ける際に利用される特定保守管理医療機器です。

・長州産業株式会社
「波長変換材を使用した高効率モジュール」
太陽電池モジュールの封止材に波長変換材を取り入れることにより、 太陽電池の出力を約3%上げることに成功しました。 今までは熱として放出させていた紫外線のエネルギーを、 長波長の光(青色)に変換することにより発電エネルギーとして使用することを可能としました。 この技術を利用した太陽電池モジュールの発売は、長州産業が世界で始めてです。
日本の都心部は狭小住宅が多く、太陽電池モジュールを多く乗せることが出来ません。 そう云った都心部の限られた屋根面積で、より多くの太陽光をエネルギーに変える手段として、 今後も更なる高効率化を目指しています。

 研究室展示

展示をしていただく研究室を、順次公開します。

・サウンドデザイン研究室(広島市立大学)
「サウンドデザインの世界」

・計算機システム工学研究室(山口大学)
「だれでも☆きがるに♪つかえる!VCの実現」

・ソフトウェア信頼性工学研究室(山口大学)
「オープンソースソフトウェアに対する信頼性評価技術

・パワーエレクトロニクス研究室(山口大学)
「電気を創って,貯めて,有効に利用!~パワーエレクトロニクス~」

・電気工学科 岡本研究室(宇部工業高等専門学校)
「GaNトランジスタを用いた電力変換器の製作」

・電気工学科 仙波研究室(宇部工業高等専門学校)
「強磁性トンネル接合の製作と特性評価 及び
 熱電発電を対象とした充電システムの設計」

・電気工学科 春山研究室(宇部工業高等専門学校)
「FSR及び超音波センサを用いた車椅子安全確認システムの開発」

・電気工学会 日高研究室(宇部工業高等専門学校)
「磁気センサを用いた家電モニタリングシステムに関する研究」

 中高生向け体験講座

テーマ:「PICマイコンでLEDを点灯制御しよう!」
講師:山口大学 大学院創成科学研究科 講師 山田 洋明 様

省エネルギーを実現する照明器具としてLEDは、家庭用照明器具や信号機などで利用が進められています。 本体験講座では、実際にLEDの点灯を制御するための電子回路の製作とPICマイコンのプログラミングによる デジタル制御を体験していただきます。
作ったものは持ち帰っていただけます。 参加料は無料です。 ぜひご参加ください。
参加希望の方は、下の"体験講座申込書DL"ボタンから申込書をダウンロードし、 下記の宛先に必要事項を記入した申込書をメール、郵送、またはFAXでお送りください。 事前予約の締切は11月4日までとなります。 当日の参加も可能ですが、定員に達した場合、先着とさせていただきます。

研究室展示申込書ダウンロード

宛先
住所:山口県宇部市常盤台2-16-1 山口大学工学部 パワーエレクトロニクス研究室
FAX:0836-85-9472
E-mail:hiss18ki@yamaguchi-u.ac.jp

 学生交流会

HISS18thでは学生同士の交流を目的に懇親会を行います。 料理・飲み物を用意いたしますので、お食事を召しあがりつつ、 ご歓談いただき、学生同士の交流の場にしていただきいと思います。 また、各々の研究についても意見交換を行い、 今後の研究に対する意欲向上にお役立ていただければ幸いです。

日時 11月19日(1日目)18:30~
会場 山口大学常盤キャンパス 食堂(トリーナ)
会費 1,000円(学生)・2,500円(一般)
※投稿者の方で学生交流会に参加される場合は投稿料と一緒に学生交流会の会費を振り込んでいただきます。
※学生交流会に参加された方は、学生交流会終了後、運賃無料で山口大学工学部前から宇部新川駅周辺のお泊りのホテル近くまで シャトルバスでお送りします。
投稿者の参加に関しては最終論文投稿時に希望調査を行います。 投稿者以外の方で参加希望の方は、下記の宛先まで必要事項を ご記入のうえ、ご連絡ください。

必要事項:1. 学校名
     2. 氏名
     3. メールアドレス
     4. 電話番号
宛先E-mail:hiss18ki@yamaguchi-u.ac.jp

当日の参加も可能ですが、定員に達した場合、当日受付を終了させていただきます。 ご了承ください。 可能な限り事前申し込みを行っていただくようお願いいたします。