Geoscience and Remote Sensing Society (GRS-29)

IEEE Japan Council お知らせ (2001年12月18日改訂)


 IGARSS 日本開催に関するアンケート(2001年12月18日掲載)

アンケート結果


 関連研究会開催のお知らせ


<共催行事>

SAR Workshop 2002
2002年01月17日〜18日,宇宙開発事業団・地球観測利用研究センター
主催:地球科学技術フォーラム/地球観測委員会,ほか
(2001年12月18日掲載)


リモートセンシングに関連する国際会議のお知らせ

2002年 ~

2002 IEEE AP-S International Symposium & URSI Radio Science Meeting (San Antonio, TX, USA, 16 - 21 June, 2002)

IGARSS'02 (Toronto, Canada, 24 - 28 June, 2002) (http://www.igarss02.ca/)

SPIE Symposium (Seattle, USA, 7- 12 July, 2002) (International Society for Optical Engineering (SPIE), http://spie.org/)




SAR Workshop 2002

日時:2002年 1月 17日(木) 13:00〜17:30
        18日(金) 10:00〜12:30
会場:宇宙開発事業団 地球観測データ解析研究センター 会議室
(場所については、http://www.harumi-triton.co.jp/top.htmlをご参照下さい)
主催:地球科学技術フォーラム/地球観測委員会
   ALOS/PALSARセンサチーム、航空機SAR利用・実験ワーキンググループ
   IEEE GRSS Japan Chapter
関係機関:地球科学技術推進機構


プログラム

<1月17日(木)>
チェアマン:山口 芳雄(新潟大学)
13:00-14:40
◆開会・第1セッション
1.「レーダポーラリメトリによる地表面散乱体分類法のPi-SARへの適用」
村上 和人、佐藤 源之(東北大学)
2.「SOMによるPI-SARデータの土地被覆分類」
細川 直史* 、伊藤 陽介**、星 仰***(*消防研究所、**鳴門教育大学、***茨城大 学)
3.「レーダ分解能と偏波散乱パラメータ」
木村 晃治、山口 芳雄、山田 寛喜 (新潟大学大学院)
4.「Pi-SARデータ分類と偏波校正との関係に関する検討」
 木村 宏、水野 俊幸(岐阜大)
5.「Polarimetric SAR Interferometryによる地面とキャノピーの散乱パラメータに ついて」
佐藤 晃一、山田 寛喜、山口 芳雄 (新潟大学)

/14:40-15:00 (コーヒーブレイク)/


チェアマン:木村 宏(岐阜大学)
15:00-16:20
◆第2セッション
6.「レンジ方向に配列したコーナリフレクタを用いたPi-SARアンテナパターンの検証 実験」
佐竹 誠、梅原 俊彦、前野 英生、浦塚 清峰*、中山 春之**(*通信総合研究所、** 東海大学)
7.「Pi-SAR再生データの地表面の高度変化による影響と適正化」
梅原 俊彦、小林 達冶、前野 英生、佐竹 誠、浦塚 清峰(通信総合研究所)
8.「航空機SARによる三宅島火口のDEM作成」
宮脇 正典、村田 稔* 、佐藤 潤、小荒井 衛、水野 時夫、渡辺 信之、飯田 洋、 山田 陽子**、津田 勇介***(*日本電気(株)、**国土交通省国土地理院、***本田航 空(株)
9.「2次元周波数空間フィルタリングによる精密位相保存型SAR画像再生法」
伊藤 陽介*、細川 直史**(*鳴門教育大学、**消防研究所)

/16:20-16:30 (コーヒーブレイク)/


チェアマン:大倉博(防災科学技術研究所)
16:30-17:30
◆第3セッション
10.「PALSAR Imageの打ち上げ前検討〜性能、軌道・ク度、映像化、干渉処理(含むポラリメトリ)への適応性〜」
島田 政信(NASDA/EORC)

/17:45- 懇親会(会費制)/

<1月18日(金)>
チェアマン:島田政信(NASDA/EORC)
10:00-12:20
◆第4セッション
11.「JERS-1 SARを用いた沿岸海上風推定に関する研究」
島田 照久、川村 宏*、島田 政信**、渡部 勲***(*東北大学、**NASDA/EORC、***防 災科学技術研究所)
12.「SAR海上風と海洋数値モデルを用いた沿岸域の流動に関する研究」
山口 悟史、川村 宏*、日向 博文**(*東北大学、**国土技術政策総合研究所)
13.「合成開口レーダにより東南極プリンセス・ラグンヒルド海岸沖で観測された氷 山の漂流」
青木 茂、小澤 拓、土井 浩一郎、渋谷 和雄(国立極地研究所)
14.「N-Quoitフィルタを用いた船舶検出」
奥村 俊昭*、川村 宏** (*仙台電波高専、**東北大学)
15.「PALSAR ScanSARに寄せる期待(海洋交通の把握) (Expectation of PALSAR ScanSAR related to marine trafic monitoring)」
桜井 浩己(三菱重工業株式会社)
16.「PALSARデータの干渉処理」
飛田 幹男(国土地理院)
17.「農業分野におけるALOS/PALSARデータ利用にむけて」
石塚 直樹、斎藤 元也(農業環境技術研究所)


◆閉会
12:20-12:30



IGARASS 日本開催に関するアンケート
(とりまとめ)IEEE/GRSS-Japan 佐竹 誠


1 発送
 IEEE-Japan/GRSSメンバーを対象にe-mail によりアンケートを実施した.IEEE Japan Council でe-mail アドレスを把握している117人*へ,下記の2回送信した.
(1) 2001年10月3日,IEEE Japan Councilより(アンケート用紙)
(2) 2001年10月22日,佐竹より,他のお知らせといっしょに.
(* IEEE-Japan/GRSS登録メンバーは2000年末で151人)


2 回答
 アンケート返信先(e-mail佐竹)へ現在までに18件の回答が寄せられた.(期限は10/31と設定.)
 10/3〜10/21 6件
 10/22〜10/31 9件
 11/01〜11/09 3件


3 回答のまとめ.

(1) 賛成/反対
 回答のうちほとんどは「賛成」(14票)であったが,「反対」(2票),「どちらとも言えない」(2票)もあった.

賛成 14票(うち,大学(学生員を含む)10,国研等3,企業1)
(主なコメント)
・ 日本としての貢献/日本の存在感のアピール.
・ リモセンの有用性を国内外へアピール.
・ IGARSSのような参加者の多い学会は苦労しても行う価値がある.
・ 日本で開催することで外国では参加できない,国内の学生が参加できる.
・ そろそろ適当な時期ではないか./新しい世代への啓蒙.
・ ALOS/PALSARの成果がでるころ
・ リモセン分野の活発な大学がある.

反対 2票(うち,大学(学生員を含む)2)
(主なコメント)
・ 現在の経済状況を考えると寄付金を集めるのが不可能.
・ 日本では10回に1回程度でよい:北米外は2年に1回だから20年に1回.
・ なぜ日本か,明確なポリシーが不明.(単に,しばらくやってないからそろそろ,ではダメ.)

どちらともいえない2票(うち,大学(学生員を含む)2)
(主なコメント)
・ 中心となる大学・組織の候補を知らない.
・ 可能であれば結構なことだが,自分はほとんど貢献できないと思う(準備にかなりの労力を必要とするなることを覚悟されたい).


(2) 開催地について(賛成意見の中から)
 先に実施済みの東京でない,外国人が来る気になる(魅力がある),準備の中心となる機関の存在する,の3点を挙げる方が複数いた.それらを満たす場所として,京都,仙台が複数の方より挙げられ,また具体的な会議場,京都(国際会議場),仙台(国際センター),も挙げられた.少数だが,東京を挙げる人もいた.

(具体的に挙げられた地名及びその理由)
-札幌A/B/C
-角館A/B/ D
-仙台 A/B/C/D(仙台国際センター)
-東京 B/C
-名古屋A/B/C
-京都 A/B/C (国際会議場)
-大阪 A/B/C
-神戸A/B/C
-奈良A/B/ D
-広島 A/B/ D
* 京都,仙台が,複数名より挙げられた.

(理由)
・ 前回実施の東京でない場所 A
・ 外国人に魅力のある場所 B
・ 準備の中心的な役割を担える機関が存在する所 C
・ 大都市でなく日本らしい所 D
・ 夏なら,涼しいところ
・ 外国からのアクセスがよいところ
・ 会場費が安いところ


(3) 開催時期について
 開催場所未定の2007年以降で,北米外の1年置きの開催を考慮し,2007,2009,2011年が候補として挙げられたが,2005アジア内(ソウル)開催を考慮して2009年に日本開催をという意見が多数であった.

(年)
-2007 (開催地未定の最初)
-2009(2005 ソウルと続くのは好ましくない)
-2011(2005 ソウルと続くのは好ましくない)
(時期)
-梅雨/猛暑時期を避ける(5- 6月,9月)
-例年通り夏季(7-9月,夏休み)
-例年の夏季を避ける(夏季にはフィールド調査がある,航空券/ホテルの安い時期)

4 今後の行動

 アンケートの結果,回答を寄せられたた大部分の方が将来のIGARSS日本開催に賛成していることがわかったので,2002年のIGARSS Chair Meeting において以下の提案をすべく,準備をすすめることとする.

   2009年,日本(都市はTBD)開催
   IGARSS日本開催準備委員会:2001年IEEE-Japan/GRSS役員会

 日本開催が採択された場合には,準備委員会が中心となり,運営委員会(steering committee)を設立したいと考える.


5 おわりに
 今回「反対」を表明した方を含めて,寄せられた意見は,今後の準備を進めるうえで参考にさせていただきます.
 将来のIGARSS日本開催の実現にあたっては,会員の参加・貢献がかかせませんので,今後ともご協力いただけるようにお願いいたします.


アンケート用紙

3-October-2001
IEEE GRSS Japan Chapter 会員の皆様

IEEE GRSS Japan Chapter
Chair 大内和夫
  Vice Chair 山口 芳雄
Secretary 佐竹 誠
Treasurer 大倉 博

****** IGRASSの開催について ********

1. 開催予定年と開催地
2002 Westin Harbour Castle, Toronto Canada
2003 Pierre Baudis Congress Centre,Toulouse, France
2004 Egan Convention Centre, Anchorage, Alaska
2005 Seoul, Korea
2006 Colorado (Front Range)
2007 ?
2008 ?
2009 ?
2010 ?

2. 1993年に工学院大学で開催してからは日本での開催提案はありません。
そこで、2007-2010年の間で、日本開催の提案をしたいと考えますが、いかがでしょうか?もし、多くの方々の賛成が得られれば、2002年のIGARSS Chair meeting に提案したいと思います。

つきましては、下記にご記入いただき、本年10月末日までに、e-mail にて Secretary 佐竹まで返信ください。
(返信宛先) satake@crl.go.jp


****** 日本におけるIGARSSの開催について(アンケート) ********
回答者氏名:
   所属:


A 賛成(理由やコメントをお寄せ下さい)
   候補地(適当な場所をいくつか挙げてください。)
   時期(ご提案下さい)
   その他

B 反対(理由やコメントをお寄せ下さい)

C どちらとも言えない(理由やコメントをお寄せ下さい)



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