概要：IEEE AP-S & MTT-S 関西チャプターは,関西を主たる活動の拠 点とする大学,企業等の技術交流を支援することを目的として, 下記の要領で技術交流会を開催いたします.本交流会には、マイ クロ波・アンテナの若手技術者を育成強化することにより,将来 の関西のマイクロ波を繁栄させていこうという狙いがあります. 本年度も関西企業の研究の魅力を紹介し,学生たちの日頃の研究 成果を披露致します.
参加者内訳
参加人数 64名（一般：22名、学生：42名）
IEEE AP-S 会員 18名(一般；15名、学生3名)
IEEE MTT-S会員 11名(一般； 8名、学生3名)
会員数はAP-S/MTT-S両方の会員もおられますので延べ人数です。
1. 若手技術者による講演、パネル討論
講演1.『東海理化における研究開発事例』
講師:古賀健一氏（東海理化）
講演2.『端末MIMOアンテナ評価用空間フェージングエミュレータの開発』
講師：坂田勉氏（パナソニック)
講演3.『マイクロ波工学の車体構造解析への応用』
講師:石田哲也氏（ダイハツテクナー）
講演4.『架空送電設備に関する研究開発』
講師:水野公平氏（関西電力）
パネルディス討論風景
講演者の皆様には、通常の講演では聞けない就職活動時のお話から会社内でのお仕事のご様子まで幅広きお話いただきました。 また、パネル討論では現役学生からの質問が途切れることなく続き、大変活発なご議論をいただきました。学生と企業とを結ぶ場を提供できましたことを役員一同たいへん嬉しく思っております。
2. ポスターセッション
■ IEEE MTT-S Kansai Chapter ポスター賞受賞者
金子卓也君（関西大学）
『群遅延特性を利用したリアルタイムアナログ信号処理技術』
波多野健君（京都大学）
『24GHz帯F級負荷装荷レクテナの設計』
久保勇太君（京都大学）
『駐停車中の車両上部へのマイクロ波によるキロワット級無線給電システムの開発』
■ IEEE AP-S Kansai Chapter ポスター賞受賞者
岩佐亜有美さん（大阪府立大学）
『複数のKu帯衛星を利用した軌道ダイバーシティ効果の測定』
多くのポスター発表の中でも、研究の将来性・ポスターの完成度・適切な質疑応答の点でひときわ優れていた発表者にポスター賞を贈りました。受賞された皆様、おめでとうございます！
ポスターセッション&懇親会風景
