EMCワークショップ開催 のご案内
                                            IEEE MTT-S Kansai Chapter
                                                      Chair 石川 容平

 IEEE MTT-S Kansai Chapter では、メタマテリアルや無線電力伝送に続く、
マイクロ波応用で新産業を興すための新しい研究開発領域をサーチする目的
で、新しく策定しました戦略的研究領域の1つMicrowave EMC Technology & 
Influence on Bio-systemsより、EMC(ElectroMagnetic Compatibility:電磁
環境両立性)に焦点を当てたワークショップを開催する運びとなりました。
この分野で活躍されております著名な講演者をお招きし、最新の研究動向に
ついてご紹介頂きますので、皆様、是非奮ってご参加下さい。

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EMCワークショップ開催 のご案内
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概要: 本ワークショップでは、マイクロ波とEMCの接点としてシミュレーション
技術に着目することで、現象の理解や解析の考え方、モデルのあり方を異なる
視点で考えるきっかけにし、理論面から複雑系を扱う機器開発に適用する設計
技術に至る幅広い議論を行う。

●主催: IEEE MTT-S Kansai Chapter
●日時: 2011年 2月 19日 (土)  10:30〜17:00
●場所: 龍谷大学 セミナーハウス「ともいき荘」
〒602-8019 京都市上京区室町通下長者町通下ル近衛町38番地  
案内地図 http://www.ryukoku.ac.jp/tomoikiso/access.html
●参加費: 無料
●参加資格: どなたでも
●事前申し込み: 文末の「参加調査票」をご利用下さい。
        *参加人数把握のため事前申し込みにご協力下さい。

● プログラム
テーマ:EMCとシミュレーション
〜 機器開発における課題と複雑系を扱うEMC設計技術 〜
オーガナイザ:岩城秀樹(パナソニック)


講演1.『多層基板とLSIの高周波PI/EMC設計再考』

講師:和田修己氏(京都大学・大学院工学研究科電気工学専攻 教授)
概要:
 半導体デバイスの高速化と機器の小型化に伴い、ディジタルLSIやスイッチング
 デバイス等の高周波ノイズ問題を考慮した設計が困難になっている。従来は、
 理想的な電源やグラウンドを実現する設計により、電源特性の維持(パワー
 インテグリティ:PI)とEMC設計が行われてきたが、現実には十分に理想に近い
 設計は実現できない。PIとEMCの両立のためには、電源やグラウンドを改めて
 見直す必要がある。本講演では、PIとEMCに関わる従来設計の問題点について
 再考する。



講演2.『携帯端末スマートアンテナの人体電磁相互影響』

講師:小川晃一氏(富山大学 工学部 電気電子システム工学科 
   大学院理工学研究部 教授)
概要:
 スマートフォンや電子書籍など大容量メディアとLTE/WiMAXなどの高速
 無線通信技術が結びつき新しい情報通信のトレンドが生まれようとしています。
 講演では、これを実現するキーとなるダイバーシチ、アダプティブアレー、MI
 MOシステムなどの携帯端末に関するスマートアンテナ技術を紹介します。端末
 アンテナ技術はアンテナ、伝搬、システム、人体の4つの要素からなっており問
 題を極めて複雑にしています。これを解く鍵は4つの要素を有機的に結びつける
 ことです。講演では、特に性能劣化の主要な要因となり得るアンテナと人体の電
 磁相互影響に焦点を当て、スマートアンテナの中でこの問題がどのように位置付
 けられるかを説明し、具体的な事例に基づき問題解決のための理論的および実験
 的アプローチについて解説します。



講演3.『無線端末における電磁干渉抑制技術』

講師:半杭英二氏(NEC システム実装研究所 実装設計TG 主任研究員)
概要:
 小型・高密度実装化が進展している無線端末機器では、通信品質や性能を高める
 ため、装置機器内における電磁干渉抑制技術の重要度が高まっている。
  本講演では、無線端末における電磁干渉抑制技術として、電磁ノイズの可視化
 による設計法を紹介するとともに、携帯端末などで実装されている金属シールド
 などの構造体による抑制法を紹介する。



講演4.『デジタルAV機器のEMC設計』

講師:房安浩嗣氏(パナソニック株式会社 AVCネットワークス社 
   AVC開発設計ソリューションセンター 
   デジタルマニュファクチャリンググループ 電気系DMチーム 
   チームリーダー)
概要:
 デジタルAV機器開発では、製品の高性能化・小型化の進展に伴って、輻射ノイズ
 に代表されるEMC問題に対する対策難易度が向上してきている。このEMC問題に対
 して、FDTD法による数値解析技術、近傍電磁界の測定分析技術、EMCチェックの
 判定技術からなるEMC設計技術を開発した。本講演では、薄型TVやDSCといったデ
 ジタルAV機器でのEMC課題とこれらの製品開発へのEMC設計技術の適用について紹
 介する。



講演5.『車載電子機器のEMC課題と取組み』

講師:市川浩司氏(株式会社デンソー 研究開発3部 室長)
概要:
 車両に搭載される電子機器が高機能化するとともに、電気自動車(EV)の急速な
 普及により、車両のEMC性能を確保する重要性が急激に増している。このため、車
 載電子機器メーカーは、車両視点でEMC現象を把握する一方で、デバイスレベルの
 EMC性能を考慮して製品開発を行なう必要性が出てきた。しかし、大規模で複雑な
 車両のEMC現象は十分に整理されておらず、またデバイスのEMC解析も難しい技術
 課題である。
  弊社では、車載電子機器のEMC設計手法の確立に取組んでおり、上記の技術課題
 に対する取組みの事例を紹介する。



-----参加登録のお願い-----

会場・配布資料の準備のため、なるべく正確な参加人数を見積もりたく存じます。
当日参加も可能ですが、以下のいずれかの方法で事前申し込みに是非ご協力下さい。

申込締切:2月16日(水)

■Web登録
 IEEE MTT-S Kansai Chapterのホームページ
  http://www.ieee-jp.org/section/kansai/chapter/mtts/
 にアクセスいただき、右下に表示されます「参加登録」より
 参加登録をお願いします。
 
■電子メール登録
 以下の参加調査票をパナソニック株式会社 岩城秀樹(iwaki.hideki@jp.panasonic.com)
 にお送り下さい。

-----参加調査票-----

開催日:2011年2月19日(土)
お名前:
ご所属:
ワークショップ:出席/欠席 (該当する方をお残し下さい)

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