2006年 IEEE SSIT Japan Chapter講演会

2006年9月13日

IEEE SSIT, RAS Japan Chapter共催シンポジウム 開催案内


IEEE SSIT, RAS Japan Chapter共催シンポジウム 開催案内

テーマ: ロボット技術と人間・社会との関わり
主旨:
 IEEE SSIT Japan Chapterでは、IEEE Societyとのリエゾンを図りながら技術の社会的影響を議論し、それらの問題意識を広く啓発することを目的としています。
 その一環として、ロボット技術を扱うRASとの共催シンポジウムを企画致しました。
 現在、産業用ロボットともにサービスロボットの市場が期待されておりますが、
健全な市場を立ち上げるためには、ロボットが社会生活に与える光と陰を認識し、
技術とともに社会科学的な観点から議論を続ける必要があります。
 今回のシンポジウムはその一環として、ロボット技術の現状を広く認識して頂き、パネル討論を通じて技術の社会的影響、倫理に関する課題を抽出します。

主催:IEEE SSIT Japan Chapter
共催:IEEE RAS Japan Chapter
   日本技術士会情報化研究会
協賛:早稲田大学WABOT-HOUSE研究所、
   情報通信研究機構
   電子情報通信学会技術と社会・倫理研究専門委員会、
   人工知能学会画像電子学会セキュリティ研究会
   けいはんな情報通信オープンラボ研究推進協議会

日時:2006年9月29日(金)13:30−17:30
場所:早稲田大学理工学部 55号館N棟1階 大会議室
    http://www.sci.waseda.ac.jp/campus-map/

スケジュール
13:30−13:50  開会の辞 (SSIT Chair, RAS Chair)
13:50−14:30 講演T「Robotics for Happy Healthy Life」
             藤江正克教授(早稲田大学理工学術院)
14:30−15:10 講演U「自然環境と人間とRT」
             菅野重樹教授(早稲田大学理工学術院・WABOT-HOUSE研究所所長)
15:10−15:50 講演V「ユニバーサルシティに関する取り組み」
             山崎達也氏(情報通信研究機構)

16:00−17:30 パネル討論「ロボット技術と人間・社会との関わり」
 司会: 土井 美和子氏(東芝)
 ロボット技術がどのように社会に普及していくか、その課題は何かを討論する。
パネラー:
    ●藤江正克教授(早稲田大学理工学術院)
     「ロボットで救命に貢献する」(安全・安心のためのロボット)
    ●中島裕輔助教授(工学院大学建築都市デザイン学科)
     「ロボットで環境にやさしく暮らす」(家庭や街で生活に役立つロボット)
    ●猪木誠二氏(情報通信研究機構)
     「ロボットと一緒にスムーズで楽なおでかけする」
     (安全で快適な移動のためのロボット)
    ●江崎 浩教授(東京大学大学院 情報理工学系研究科)
     「ロボットと家、環境を繋ぐ」(先端ものづくりのためのロボット)
    ●橋本周司教授(早稲田大学理工学術院・WABOT-HOUSE研究所副所長)
     「ロボットと生き生きと会話する」
     (スムーズで直感的な対話が可能なコミュニケーションロボット)

参加費:  無料
      申し込みは不要です。直接会場にお越し下さい。

問い合わせ先
早稲田大学理工学術院 コンピュータ・ネットワーク工学科
小松 尚久
e-mail:ieee-ssit@kom.comm.waseda.ac.jp
fax:03-5286-3487