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2004年 第2回
IEEE東京支部理事会議事録(案)

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最終更新日 2004年6月30日

日時:2004年6月18日(金)15時00分〜17時00分

場所:KDDI本社ビル(ガーデンエアタワー) 28階 プレゼンテーションルーム

出席者:

安田支部長、村上副支部長、松島セクレタリ、瀬崎トレジャラ
小林功(代理:秋葉)、小林隆、林、小柳、堀、山名、西原各理事
新保FNC セクレタリ、山口芳雄(新潟大)、山田寛喜(新潟大)−敬称略
事務局

議事概要:

  1. 松島セクレタリより2004年第1回理事会議事録案が報告され、承認された。

  2. 2005/2006年役員・理事の選出について

    松島セクレタリより、Nominations Committee Chairの新藤理事に代わり、役員・理事の選出スケジュールが報告され、委員会から指名された下記役員候補者について審議が行われ、全員が指名どおりに承認された。

    支部長候補者:原島文雄氏
    副支部長候補者:畑 良輔氏
    セクレタリ候補者:林 秀樹氏
    トレジャラ候補者:橋本秀紀氏

  3. ボストン支部との学生交流およびSAC活動について
    • SAC Chairの小林理事より、ボストン支部との学生交流の訪問日程および参加者選考のスケジュールが報告された。引率教官は、宮永JC SAC Chairと西原理事の2名に決まった。学生さんは、東京支部3名、他支部3名という当初の予定枠はあるが、応募者の状況によって多少の変更を認めていただきたいとの小林SAC Chairのコメントがあり、承認された。今後の手続きは下記のように行われることが承認された。  1)6月下旬 −参加者募集のアナウンス
       2)7月中旬 −訪問者決定
       3)日本出発 −9月26日
       4)ボストンとの交流 −9月27日から9月29日の3日間
       5)日本着 −10月1日

    • 6月12日(土)、東工大にて開催した、Inter Branch Meetingの報告がなされた。東工大、東大、慶応、横浜国大、早大、理科大からの参加者があり、教官を含め計33名が参加した。今後の学生ブランチの活動の参考になったとの声が多く、SACとして積極的にこの会をサポートしていきたいとコメントされた。
    • 今年8月に香港で開催されるRegion 10 Student Congressには、日本から11名の学生参加があることが報告された。

  4. 2004年東京支部リベートの報告
    瀬崎トレジャラより本部からの支部リベートは10%のボーナスを含め28,491.65ドル、それに加えSenior Member推薦報奨金は、190.00ドルで、合計28,681.65ドルの小切手を受領しており、現在換金中であることが報告された。なお、Region 10からのStudent Subsidy($1.00/学生会員)は、未受領であるが、小切手手数料節約のため来年の支部リベートとまとめて受領するよう手続き中であるとの報告があった。

  5. 2004 Region 10 Annual Meeting参加の報告 瀬崎Treasurerより概要の報告があり、松島セクレタリが補足説明を行った。

    瀬崎トレジャラより概要の報告があり、松島セクレタリが補足説明を行った。 参加者総数:本部、R10役員、各支部/Council代表者など、81名
    議事概要:
    • Cleon Anderson氏(次期IEEE会長)のスピーチ
    • Gerry Alphonse氏(次期IEEE-USA会長)のスピーチ
    • Michael Lightner氏(VP, Publications, Services and Product Board)のスピーチ
      IEEEの全収入の半分以上(53%)は出版事業から、Patent Citationは他の競合誌に比べて圧倒的に高いが、価格は安い。
    • Training/Workshop
      20件ほどの討議案件の中から参加者の投票により優先順位を決め、第1位”Web casting of lectures”および2位の”IEEE benefit comparable to that of IEEE-USA”をグループ討議のテーマとした。

    IEEE-USAでは学術的なサービスの他に保険、職探し等様々な会員サービスを行っているが、USA以外の会員にとってはベネフィットが少なく、サービスにおいて地域性の差はかなりある、IEEE-USAおよびIEEEの出版について解りやすいプレゼンテーションがあり、IEEEをより深く理解するのに役に立った、との参加者の感想が述べられた。

  6. 2004年第1回Japan Council理事会の報告
    2004年第1回Japan Council理事会の報告 松島セクレタリより、事務所ビルの件、IEEE-Japanの件、関西支部よりのSenior Member昇格者への記念メダル授与の提案、などの報告が行われた。記念メダルについて東京支部での対応が審議されたが、関西支部での施行の状況および結果を見てから、東京支部としての見解をだすこととなった。

  7. 独自ドメイン取得の報告
    瀬崎トレジャラより、ASJのウェブ/メール・ホステングサービスに加入し、ドメイン名〔ieee-jp.org〕を取得したこと、主なURLとメールアドレス、IP電話の導入、ホームページは旧ページからの移行作業中であること、などが報告された。

  8. セイコーウオッチのIEEE Milestone授賞の報告 松島セクレタリより、クオーツ腕時計が、世界で始めて商品化に成功したことで、IEEE Milestoneの授賞が決定したことが報告された。授賞式は、10月または11月を予定しているが、授賞式の場所、詳細については、受賞元の企業を含めて検討中である。

  9. Fellow Nominations Committeeからの報告および提案に対する審議
    1) FNCの秋葉Vice Chairより、2003年活動の報告と2004年度活動計画の提案がなされた。初めて導入されたEFNPが比較的スムーズに受け入れられたこと、“紙”ベースの方式にこだわる方も、依然おられることが報告された。
    以降につきFNC新保Secretaryから詳細が報告された。
    2) 今年のNonination関係者に実施したアンケート調査の結果
    3) 本部のFellow委員会に参加されている、2名の方から聴取した本部フェロー審査の進め方・実情。
    4) アンケートおよび本部審査委員の意見に即した、FNCの今年度の活動計画が提案された。
    今年の新規事業として、下記が提案され審議された。

    @紙ベースでのフェロー推薦依頼状の廃止と、ノミネーション連絡票のウェッブ化。
    ANomination Formの記載例(ひな型)の提出。
    BNomination Formに記入する英文のリライト斡旋。

    5) このうち、@については、紙ベースを希望する推薦者のためにハードコピーも用意しておくという条件付で本案が了承を得た。
    6) 提案Aについては、実施の詳細はFNCに委ねることとなった。
    7) 提案Bについては、多くの対象者にこのサービスを行う方向で考えることになり、1件あたりの支部補助額は1万円を限度とすること、総枠をおおむね20万円とすることで一部修正して承認された。

  10. IEEE信越支部の新設提案
    設立準備委員会代表の新潟大学の仙石教授の代行として山口芳雄教授から、設立の趣意が説明された。東京支部としては設立に異議はなく賛同し協力することで承認された。また、日本全体のIEEE活動の調整役を行っているJapan Council理事会への提案にたいしても協力することとした。

  11. その他
    1)Dr. Tien(President-electの候補者)の支部表敬訪問―4月20日の報告
    2)Region 10 Gold Coordinator、Prof. Angkaewとの会合―5月13日の報告
    3)海外からの訪問者への記念品
    電子メールで提案し多くの理事から賛同を得た「USBメモリスティック 128MB」の見積もりが提示され正式に承認された。また、小林理事から海外の学生との交流会へのお土産として使える安価でかさばらない記念品を考えてもらえないかとの提案があり、瀬崎トレジャラより、支部名あるいは支部のURLを印刷したポストイット(付箋)を記念品として作ってはどうかとの提案がなされ、承認された。
    4) 協賛2件が報告され、承認された。

以上

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