IEEE Computer Sociery
[C-16] Kansai Chapter

2012年 第2回技術講演会 画像処理技術の医療支援への応用

森健策氏を講師にお招きして講演会を開催しました.

日時
2012年9月6日(木) 10:00–11:30
会場
キャンパスプラザ京都 4階 第4講義室
600-8216 京都府 京都市 下京区東塩小路町939

10:00–13:30 画像処理技術の医療支援への応用

概要
本講演では,画像処理技術の医療分野への応用,特に診断ならびに治療支援への 応用に関して述べる.現在,医療の場において,CTやMRIに代表される画像情報は欠くことのできない医療情報となっている.最近のCTやMRIでは人体の内部構造を非常に高精細に画像化可能であるが,その情報量自体も膨大であり,これらを効果的に利用可能な方法の開発が必要となる.そのためには,パターン認識,コンピュータビジョン,コンピュータグラフィックスなど画像情報処理技術の利用が不可欠である.本講演では,医療画像情報から自動的に病変を発見する技術,医療情報を基に手術を支援する技術を実際の臨床例を踏まえながら紹介する.
講演者
もり 健策けんさく (名古屋大学)

略歴

平成4年3月 名古屋大学工学部電子工学科卒業.平成8年9月 名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻博士課程後期課程修了,博士(工学).平成6年4月 日本学術振興会特別研究員(DC1).平成8年10月 日本学術振興会特別研究員(PD).平成9年4月 名古屋大学大学院工学研究科計算理工学専攻助手.平成12年4月 名古屋大学大学院工学研究科計算理工学専攻講師.平成13年4月 名古屋大学難処理人工物研究センター助教授.平成13年8月 アメリカ合衆国スタンフォード大学医学部脳神経外科客員助教授.平成15年4月 名古屋大学大学院情報科学研究科メディア科学専攻准教授.平成21年10月 名古屋大学・情報連携統括本部・情報戦略室教授.

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