生体医工学シンポジウム2012におけるIEEE EMBS Japan Chapterによる特別セッション  

〔日時:2012年9月7日(金)13時〜14時 /場所:大阪大学基礎工学部(大阪府豊中市待兼町)〕


題目:

「理工学系の日本人学生や研究者のための英語プレゼンテーション教育」

講師:

 興 野 登  氏

 公益社団法人日本工業英語協会理事, 日本科学技術英語教育センター長, 博士(工学)

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概要:

 中学,高校,大学を通じ従来から日本における英語教育は,リーディングを中心とする受信型の能力教育が中心となってきた。

この傾向は一部の教育機関を除き,現在も同様である。一方,現在の日本の社会は,英文ライティング力や英語プレゼンテーシ

ョン能力のような自己発信型の能力教育が不可欠な時代となっている。特に理工学系の日本人学生や研究者については,自分

達の研究成果を国際的に正当に評価して貰うためにも,自己発信型の能力教育が強く求められている。

 このような能力教育を実現するためには,選択と集中により従来の英語教育全体を見直し,現在の日本が真に必要とする実用

的,具体的な内容に切り替えていくことが必要となる。本講演では,特に理工学系の日本人学生や若手研究者に的を絞り,これ

らの学生や研究者が国際的に活躍し,世界に認められる英語プレゼンテーション能力を身に付けるためにはどうしたら良いかに

ついて提案を行う。


対象

 若手研究者(博士課程学生,修士課程学生,ポスドクなど)