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2004年 第1回
IEEE Japan Council理事会議事録

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最終更新日 2004年3月31日

日時:2004年3月17日(月) 14時00分〜16時30分

場所:KDDI飯田橋本社ビル28階 プレゼンテーション・ルーム

出席者:

辻井Chair、池田Vice Chair、松島Secretary、瀬崎Treasure
青木、樋口、梅村(大熊理事の代理)、管村(白川理事の代理)、角南、小野、生野、石川、宮永、大野、竹内、西原、山本(敬称略、順不同)
事務局

議事概要:

  1. 松島Secretaryより2003年第3回理事会議事録案が報告され、承認された。

  2. 瀬崎Treasurerより2003年会計報告がなされ、各支部からの拠出金で後期分が少ない支部は翌年前期に合算して請求することにしたこと、事務所賃借料は東京支部への供託金を含むこと、Section支援費の実績、財産目録の書式、等の説明が行われた。Section支援費は予算額を大幅に下回ったことから、各支部の有効利用を促すコメントがあった。公認会計士による監査報告書も併せて提出された。

  3. 松島Secretaryより2004年の活動計画案が提出された。第2回理事会の開催地である福岡支部から、現時点では会場が未定であるが、今後、事務局と連絡をとりながら準備を進めて行く旨のコメントがあった。
    Chapter Operations Committee Chairの石川理事より、Chapter支援費の昨年の利用実績、新設Chapter(DEI Fukuoka)および現在設立申請中のChapter、2004年活動計画について報告がなされた。現在、20 Chapterから本年度の支援費利用計画が提出されていること、支部傘下のChapter新設を引き続き働きかけていくこと、そのためにはSectionの協力も必要であること等のコメントがあった。
    Student Activities Committee Chairの宮永理事より2004年の活動計画について説明がなされた。特に今年は、海外との学生ブランチ交流、ワークショップなども企画されており、それらに対する支援も行う旨のコメントがあった。具体的には、香川大学でのStudent Branch Leadership Training Workshopの開催、ボストン支部との学生交流事業への協力、Region 10 Student Congressへの学生参加の支援等を挙げられた。

  4. Long Range Strategy Committee 委員長の池田Vice Chairより、当該委員会の2003年の活動のまとめと2004年の活動の方向について報告がなされ、“IEEE Japan”への名称変更の承認に向けて皆様の意見を聞きながら活動を進めていきたいとコメントされた。また、竹内理事から、RABへの具体的な申請方法について問い合わせをしている旨の報告があり、更に、Region 10 Directorの任期(2005/2006年)中にR10および本部へ積極的なアプローチを行い、2006年中に最終承認が得られるように尽力したいとのコメントがあった。

  5. 瀬崎Treasurerより2004年予算案が提案され、承認された。事務所賃借料は新オーナーとの交渉で従来より安くなったことが報告された。Chapterリベートに新しく加わったActivity bonus(年6回以上のTechnical、EducationalまたはProfessional Meetingを開催したChapterに対して75ドル)を含むリベートの配分については、今後、瀬崎Treasurerと石川Chapter Operations Committee Chairとで検討することとなった。複数ChapterのJoint Meetingの開催等も提案された。

  6. 6. バンコクで11月に開催されるIEEE Accreditation Workshopへの日本からの参加者3名について、R10 EAC Chairの西原理事よりJABEE関係の候補者の名前が挙げられた。特に異議がなく各候補者に参加の可能性を打診することになった。

  7. 瀬崎Treasurerより事務局で独自ドメインを新たに取得し、JCのHPとメールアドレスをこのドメインに移行する提案がなされた。東京支部理事会ではすでに承認を得ており、ドメイン名は”ieee-japan”または”ieeejapan”のどちらかにし、このドメイン名で各支部、各Chapterにも利用してもらう。当面、費用は東京支部でもつ。ドメイン名の利用に関して、各支部および各Chapterで検討し、次回理事会までに意見を受ける。

  8. 松島Secretaryより次期役員(2005/2006年)のスケジュールが報告された。選挙のために、Council ChairがNominating Committee Chairを指名することになるが、辻井Chairは選挙権のない理事の就任が妥当との見解から小柳理事を指名し、小柳理事はこれを受諾した。

  9. その他の議題で、関西支部からSenior Member昇格者へ記念メダル授与の提案がなされた。Senior Memberへの昇格者を増やすためのインセンティブになるとの見解から関西支部ではメダル授与を理事会で決定しているが、関西支部だけの施策とせずに日本全体の施策としてはいかがかとの提案であった。様々な意見が出されたが、相当の出費をともなう事業であることから、継続審議の案件として各支部でも検討し、関西支部からも具体的な実施策等を次回理事会で報告してもらうことになった。

  10. 議題7で各支部より2004年の活動計画が報告された。
    札幌支部:総会・理事会の予定、次期役員選挙、共催事業等
    仙台支部:総会・役員会・Fellow受賞記念講演会、Student Awardの選考/授賞式等
    東京支部:ボストン支部との学生交流事業、Senior Member増強、Tokyo Bulletinの発行、次期役員選挙の実施等。
    名古屋支部:新しい活動分野の開拓、会員数拡大、関連学会との連携強化、Student Branchの新設等。
    関西支部:主催講演会、Gold Award、会員拡大への新施策、支部内Student Branchの交流、支部傘下の3 Chapterの活動計画等。
    広島支部:総会、特別講演会、広島支部学生シンポジウムの開催(島根開催予定)--毎年参加者が増えて発展している、昨年は四国支部からの参加も得た。
    四国支部:電気関係学会四国連合大会を共催し、英語セッションでの学生の発表へプレゼンテーション賞授与、IEEE活動のPR、SAC活動(英語プレゼンテーションの勉強会、外国人学生との交流会等)。
    福岡支部:学生研究奨励賞、Chapter新設準備支援、Student Branch新設、Japan Council理事会の福岡支部での開催、支部ホームページの充実等。

  11. 松島Secretaryより、Japan Councilを名義人として新たに締結した事務所の賃貸借契約の内容が報告された。交渉の結果、従来より非常に安い賃料での契約になったことを報告した。

  12. 大野理事よりIEEE Milestone候補テーマについて説明がなされ、各支部で検討して申請することを推奨した。日本の学会へも候補テーマについて照会してはどうかとの意見がだされた。また、Chapter Operations Committeeでも話題として取り上げたいとのコメントも出された。

  13. 協賛依頼2件が承認された。

以上

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